ジャニヲタ、315プロのプロデューサーになる。
突然ですが、
なんと私がプロデューサーになって1年経ちました!おめでとう私!
(グループ名のセンスがないのがバレるわ……)
ついにジャニヲタはてなブロガーの仲間入りを果たすことができたので、ブログを書けるようになったら絶対に書こうと決めていたこのお題でいこうと思います。
『ジャニ一筋だった私がアイドルマスターSideMに落ちるまでの経緯と新しいものを好きになることについて』
○担当との出会いまで
まず、私のヲタク遍歴を。
~これまでの私のヲタク人生のあらすじ~
幼い頃カンガルーと戦う相葉さんを観て愛おしいという感情をおぼえてウン年、いつの間にか嵐・NEWS・関ジャニ∞・KAT-TUNを中心に様々なグループに手を出すジャニヲタになっていた。
ジャニしか興味なかった昔から、チョロヲタとなった今現在まで友人から様々な布教を受けて、様々なもの(漫画やアニメ)にハマってきましたがスマホゲーム、及びアイドルゲームには堕ちることはありませんでした。
ゲームに関しては親からの規制が厳しく、布教を受けてもゲームが出来ないのであまりハマらず……という状態だったのです。(まだ学生なんです……)
ただ、あんさんぶるスターズには緩くハマり、自分のツボが「アイドル」ということを自覚はしました……これがフラグだった……
アイドルマスターSideMとのファーストコンタクトはだいぶ前。
Twitterで全グループの画像を載せたツイートをたまたま見かけました。
その時の印象が、
「ほう、今のアイドルゲーは男女混合なのか。」
男子3人、女子2人のバランスの良いグループだなぁ……とか、この最年少ユニット?はロリ1人可愛いなぁ……とか、考えていた記憶があります。
当時の私に言ってやりたい。
「残念だな、全員男だ。」
最近になってこのことを思い出したぐらいに、ずっと忘れていました。この時の私よ、少しあとに君はこのコンテンツに落ちてるんやで。
そして1年前。
当時はまだTwitterを始めておらず、ネットから情報垢と面白いツイートをするジャニヲタさんをいちいち検索して見る、という使い方をしていました。……ストーカーみたいだな……ほんとごめんなさい……
そんな時、よく検索して見ていた方が突然SideM、及びF-LAGSに転げ落ちていかれるのを拝見して、それで初めてSideMという存在を認知しました。
ハマる前まではその方のツイートで
・九十九先生という元小説家のアイドルがいる
・彼はF-LAGSというグループの子である
ということしか知らず、「へー」くらいにしか思っていませんでした。
しかし転機は突然やってくるし、沼は突然目の前に現れるものである。
ある日、その方のツイートで「涼ちん」という子がおり、その子が「元女装アイドル」ということを知りました。
女装だって?(ガタッ
この言葉を見て、私はすぐにGoogle大先生に「涼ちん」で検索をかけました。
そうです私は女装が好きです!(突然のカミングアウト)
これを読んでる人!私のブログなどどうでもいいから!とりあえず「手越祐也 女装」「上田竜也 女装」「キャンジャニ」で調べて来てくれ!来てください!
とにかく、とても食いつきました。ちょろい。
明確に理由をあげるのならば、女装をしていたり、バリバリ見た目が女の子やん!というような子だったり、所謂男の娘というキャラは様々な所で良く見かけるのですが、「元女装アイドル」ということは女装アイドルを辞めているということ。それになぜ?と思ったのが2割。
あとは女装アイドルが出来るくらい可愛い男の子!気になる!が8割ですね!(欲望に忠実)
そして涼ちんと出会いました。
○出会い
多分1番初めに見たのはこちらのカード
感想は「うん、可愛いけど好みではない」
謝れ、全国の涼ちんP及び関係者に謝れ。というような感想。
大好きだよ!!!うん!!!とても!!!可愛い!!!可愛いよ!!!
いつもならこれでジャニのTwitter巡りに戻っていたはずだったのに、その日は少しイレギュラーでした。
ひたすらにとても暇だったのです。
そのまま私は暇潰しにニコニコ大百科やらピクシブ百科事典を漁り出し始めました。
そうすると出てくるわ出てくるエピソードやDSの話。
結果、
え……めっちゃいい子じゃん……
チョロヲタ、陥落す。
これは私の偏見なのですが、男の娘キャラでよく見かける子は可愛い物が好きで極めるうちに女の子っぽい格好になったけど、僕男の子だよ?みたいなツンデレなイメージがありまして(とても失礼)、ツンデレキャラがツボではないため女装は好きでも推しにはならなかったのです。
でも涼ちんは違いました。
まず前記のことに全く当てはまっていない。
同性に告白される自分にコンプレックスを抱いていて、そんな自分を変えるためカッコイイ男性アイドルになりたかったのに、理由あって女性アイドルデビューしちゃって。それでも投げ出すこともせず自分の夢、そして最終的には1人の夢を諦めかけた女の子のために貫き通した。
とてもカッコイイなと思ったのです。
この時はここまででした。
涼ちんさんか……いいな……という印象のまま、検索を続けました。
○囲まれる
冬美旬くんという子にも出会いました。
(こちらは私の1番好きなカードです)
黒髪、小柄……え?可愛い???
何よりキーボードやってる系男子が好みです。
またまた余談ですが、関ジャニ∞では村上くんの担当をしており、TOKIOだったら国分くんが好きで、初恋だった男の子は今バンドを組んでキーボードを弾いています(ウン年前の話)
さらに彼は榊夏来くんという子と幼馴染と知り、2人にはほの暗い過去があるということも知ります……
え?シンメ?シンメですか?!?!オレ、シンメ、スキ。
突然ですが、皆さんはシンメ及びコンビはお好きですか?私は好きです。
ぜひ好きという方はNEWSのコヤシゲ、嵐のにのあい、関ジャニ∞のヨコヒナなどなど……ぜひ「コンビ名 エピソード」で調べてみてください……よろしくお願いします……(広告)
突然の幼馴染コンビ登場に全私が沸きました。やべぇぞこれ。
でも最初にお話した通りのソシャゲ系にハマらない理由があったため、「まあ、そのうち忘れるだろう……」なんて思っていました。
しかし、ご存知の方は多いと思いますが、このゲーム、
アプリ入れずともSafariから普通にできる。
SideMで検索かけて、
「へーモバゲーでやってるんだー!おっ!チュートリアルを見れるのね!モバゲー会員なれないし、このままプレイは無理だけど……ほう!最初のキャラ選択!この子可愛い!翼くん!まあプレイ出来ないけど!うん!……ん?プレイできる……だと……?」
\プロデューサーデビュー/
○涼ちん担を名乗る
そして始めてしまったゲームの傍ら、最初に気になった子、涼ちんのカードを漁って見ていました。
キャラはとても好きだったのですがビジュアルは私の好みの傾向とは違くて、ただ可愛い子だなぁ……みたいな感じで漁っていました。
しかし、画像を漁っていくうちに「あれ?涼ちんカッコイイかも?」と思い始めました。
(余談ですが、このイベの時の九十九先生の「お姫様のような王子様」という表現が大好きすぎる)
チェンジ前の素の表情はとても可愛かったりするのに、チェンジ後、すなわち仕事での表情はカッコイイ男の子アイドルの表情そのもの。
それまでは可愛いなぁ……可愛いなぁ……だけだったのに、少し心がドキッとしたのです。
その姿は画像を閉じても、スマホを置いても頭にチラつきました。
これが沼に落ちた瞬間でした。
「やっぱりこの子凄いカッコイイ……。」
私は涼ちんの担当を名乗ることを決めました。
それからゲームでF-LAGSのイベが来てF-LAGSみんなの良さに気づいてふと気がつくと箱推しになっていたり、「声優にハマったら(金銭的に)死ぬからハマんない」と友人に宣言してたのはただのフラグだったり……
その話は長くなる上に益々まとまらなくなるので割愛!!!またいつか!!!
新しい沼にハマるって楽しいなぁ!!!
と満喫していたらいつの間にか1年経っていた……
○新しい沼に飛び込んだ私の葛藤みたいなもの
私はジャニの沼でしか泳いだことがなく、こういうジャンルにハマるのは初めてでした。そのため環境が違いすぎて戸惑うことが多くありました。
正直、触れ始めた頃は「すぐ飽きるだろ」と思っていました。
ゲームだってデレステのような音ゲーとかじゃない(当時はモバのみ)から凄い楽しいゲームかと聞かれればイヤ……という感じでしたし、ガチャは課金しなきゃ回せない上に無課金でも回せるガチャだってSRが全然出ない。
さらに周りにこのコンテンツを知っている人が誰一人としていない孤独。
その時はまだTwitterを始めていなかったので、巻き込んで落としたBeitかのんPの友人以外に話が出来ない。
ちなみにアニメもやったあとなら、リアルでSideMPの友人出来ただろ?とお思いになるかもしれません。確かにSideMPは増えた……でも人見知りコミュ障には話しかけることすら無理でした……
なんならTwitter始めたけどコミュ障MAX!!!いえい!!!
まず私は周りに「アイドルマスターSideMというものが好き」と言えませんでした。
とりあえず、みんな知らない。
「アイドルマスターSideMっていうんだけど……」
「あんスタじゃなくて?」
「あの……デレステって知ってる?中居くんが歌ってるCMのやつ」
「あーそれ?」
「それの親戚」
という解説が鉄板です。
さらに凄く勝手な理由ですが、ジャニヲタの友人に「えー?w2次元のアイドルー?w」なんて言われるのが怖かったから、だと思います。友達はみんな優しいけれど、どういう反応をされるかは分からないので勝手にビビっていました。
さらにアレな話ですが、私の親は元々2次元のコンテンツに対してアンチみたいなことを言ってくる人でした。今は何も言っていませんが、そんな家の中で育ったので複雑な気持ちがありました。
自分の好きな物を親に批判されることが怖かったのです。
前に親に言われた、「アニメもゲームもいつかは終わるものを追いかける意味はあるのか?」
なんて言葉に考え込んだりもしました。
でもそんなことには関係無く、SideMがどんどん好きになる。
涼ちんが、F-LAGSが、315プロのみんながとても魅力的で315のアイドルだったから。
比べてはいけないけれど(もはや比較にならない)、3次元のアイドルと違って推しのCDがいっぱい出るわけではないしテレビ露出なんてある訳ない。ゲーム内のイベントで推しの活躍を見れるのも数ヶ月に1回。アニメをやる前は動いている姿すら見られなかった。
けれども
ゲーム無課金Pにはレアなカードなんて手に入らないけど、ストーリーだけで楽しめる。
それに楽曲がとにかく良い。好み。好き。
動いている姿が見られなくても彼らは〝そこ〟にいるのを感じられる。
だからどんどんそんな気持ちは消えていきました。
先程の問ですが、答えは「YES」。
これに気がつき、気持ちが完全に晴れたのは3rdLIVEが始まる数日前。
『3rd Anniversary Disc2』の視聴が始まり屍が転がるTwitterを横目に、家に帰ってWiFi環境下でようやく聴けました。
救命活動をしてくれるはずのFRAMEに右ストレートをくらい、もふもふえんの応援ソングに萌え溶け死に、勿論F-LAGSの新曲も315でした。キューピット達の矢の急襲を受けた私はまさに弁慶の立ち往生のように立ち尽くしておりました。
そして最後、3ユニットの合同曲『Compass Gripper!!!』
心を揺さぶられました。
「さあ自由に翔けようよ Compass Gripper」
「ココロ呼吸するように夢を求めていいんだよ」
「例えば僕たちは〝未来を君と見たい〟」
〝貴方はどう?〟と問われたような気がしました。
この曲には数多くの解釈が存在すると思いますが、これは私の解釈です。
SideM楽曲は基本的にアイドル達がファンに向かって歌う曲であって、私はファンではなく一介のプロデューサーであるはずですが、この曲はファンと共に進みたい人達に向けて歌う歌であり、プロデューサーである私に置き換えることは許されるのではないか、と思いました。(といいつつ、結局なんでも私に置き換えてる。ティアラ生やすし、奪われてる)
私の答えはすぐに出ました。
〝私は君たちの未来を君たちと見てみたい〟
このコンテンツがいつまでどこまで続くかは誰も知らない。どんな終わりを迎えるかもわからない。
でも知ってるはずだぞ、私!
2次元、3次元問わず、どんなアイドルにも永遠なんて存在しねぇんだぞ!!!もうこれ以上人減らないだろ、なんて思ってたグループから人が減ったり、国民的アイドルと言われたグループが突如解散したりな!!!
この時の私よ、貴方の推しが活動自粛するなんて想像してないでしょ?このメンバーでずっと続くと信じて疑うことのなかったグループから1人抜けることだってな……笑ってくれ……(ワロエナイ)
結局3次元のアイドルにも2次元のコンテンツにも永遠などないのだ。
どんな形になるか、どんな終わりを迎えるかは神のみぞ知る。
それなら今を楽しみたいじゃない?今推しが素敵ならそれでいいんじゃない?
今何があるのか、この先どうなって行くのかを見てみたいなら、ついて行ってみればいいんじゃない?
何かがすとん、と落ちました。
おかげで吹っ切れました。
3rdLIVEのLVに行きパンフの衝動買いを果たすわ(この時の私に全力で感謝)、テスト前で行くかどうか悩んでいた仙台公演のLVにぼっちでも行きました。素晴らしさにボコボコにされました。(テストの結果はご想像におまかせします)
ジャニヲタの友人にも「今、私2次元のアイドルにハマってるんだよねw」と告げました。
彼女の反応は予想とは全然異なり、「また推し増やしたの?!wお金大変w」と優しく笑い、キャラを見せるとWちゃんを可愛くて好みだと言ってくれました。
親も最初は「はー?2次元アイドル?」という先程述べたような反応だったのに、いつの間にか見守ってくれています。最近は突然トリコロールカラーのイヤリングを買ってきてくれました。「旗ちゃん??のやつでしょ。」と言って。
思い込みはいつだって良くない。私の周りはこんなに優しいのに。
まとまらない!!!面白くない!!!自分語りはもうええわ!!!
○総括
今では涼ちん可愛い!!!辛い!!!うわイケメン!!!辛すぎ!!!え?旗ちゃん尊い???何?まじ315すぎるのでは???のような語彙力の無いプロデューサー人生を謳歌しています。
悩んでいたことを特に気にしなくなったので、もはや当時どんなことを考えていたのか悩んでいたことも忘れて、Happyヲタク野郎です。
いつだって沼に飛び込む時は好奇心と空っぽな頭さえあればいい。あとお金。
ご覧いただいたそこの貴方様。
ありがとうございました!!!
アイドルマスターSideMをよろしくな!!!